本文へ移動
Coffee Break Again キャラクターと物語のWebサイト設計

Guide

サイトに載せるキャラクター相関図の作り方|人数が多くても迷わせない見せ方

キャラクター相関図をWebサイトへ載せるときの中心人物、関係ラベル、情報量、文章での補足、個別ページへの導線を整理します。

相関図は何のために置きますか?

サイトの相関図は、作者が関係性を考えるためのメモではなく、読者が人物の現在地を確かめる案内図です。最初に「誰を中心に、どの時点の、何を理解する図か」を決めます。

中心人物と掲載人数はどう決めますか?

作品に登場する人数ではなく、その図を見た人がすぐ理解できる人数で決めます。中心人物から一段で説明できない人物は、別の図か人物一覧へ送ります。

  1. 中心人物を一人または一組にする図の視点を固定し、誰から関係を読むか迷わせない。
  2. 第一階層の関係を選ぶ味方、対立、家族、所属など物語理解に必要な相手を置く。
  3. 補助人物を別にする中心人物と直接つながらない人は組織別・章別の図へ分ける。
  4. スマートフォン幅で確認する文字が読めない場合は人数を減らし、分割する。

関係ラベルはどう書きますか?

名詞だけでは関係の温度や変化が伝わりません。「友人」に加えて、何をし合う関係かを短く補います。読者が作品で確認できる言葉を使い、作者だけが知る裏設定は混ぜません。

弱いラベル伝わりやすいラベル注意点
友人失敗を隠し合う友人秘密の中身は明かさない
同じ目的を別の方法で争う善悪だけに単純化しない
上司守るが、本音を聞かない上司現在の行動に結びつける
家族帰る場所を巡って対立する姉弟結末の変化は別版にする

レイアウトはどう分けますか?

線が交差するほど情報を詰め込まず、読み方ごとに図を分けます。見た目の整い方より、人物名、線、ラベルを追えることを優先します。

分け方向く作品図の中心
主人公別視点人物が複数いる各主人公の関係
組織別学校・国・チームが多い組織内の役割
時期別関係が大きく変化する章・巻・シーズン
事件別謎や対立が複数ある一つの出来事への立場

画像の下に何を文章で残しますか?

図の内容を一行ずつ完全に複写する必要はありません。中心人物、関係する相手、関係の動詞、個別ページへのリンクを一覧にします。この一覧があれば、画像を拡大しにくい場合でも同じ主要情報へ到達できます。

  • 相関図の対象時点を見出しまたは注記で示す
  • 中心人物から見た関係を文章で列挙する
  • 人物名を個別紹介ページへリンクする
  • 色だけで味方・敵・組織を分けない
  • 更新日と、ネタバレを含む範囲を示す

相関図をいつ更新し、いつ分けますか?

新しい人物が出るたびに足すのではなく、読者の理解が変わる関係が公開されたときに更新します。以前の図が読書順の案内として必要なら、上書きせず対象時点を付けて残します。

一枚へ詰め込まず、別の図へ分ける目安は何ですか?

小説、漫画、ゲームシナリオなど、人物関係を作品の入口として案内するサイト向けです。次のどれかに当てはまったら、全員を一枚へ足すのではなく、図の役割を分けます。

  • 中心人物と直接つながらない人物が増えた
  • 章や時期によって、同じ線の意味が変わった
  • スマートフォンで人物名や関係ラベルを読めない
  • 初見向けと読後向けの情報が同じ図に混ざった

制作チーム内の全設定を管理する図や、数百人規模を検索するデータベースには、閲覧用相関図とは別の管理機能が必要です。

作者のメモではなく、読者の案内図を作ります

この記事で扱うのは、読者が人物の現在地を確認する「閲覧用相関図」です。人物ページとテキスト一覧へ情報を分け、画像だけに関係を閉じ込めない設計を前提にしています。

この記事で扱わないこと: 友情・恋愛・対立を物語内で作る方法。ここでは中心人物、掲載人数、関係ラベル、対象時点、文章での補足だけを扱います。

よくある質問

登場人物全員を一枚の相関図に入れるべきですか?

入れる必要はありません。初見向けは中心人物と主要な関係に絞り、シリーズ別・時期別・組織別の相関図へ分けます。全員一覧が必要なら、図ではなく人物索引として別に用意します。

相関図の線には何を書けばよいですか?

家族・友人などの肩書きだけでなく、守る、疑う、競う、秘密を共有するなど、現在の物語で何が起きる関係かを短く書きます。ネタバレになる変化は公開時期を分けます。

相関図は画像だけでも伝わりますか?

画像だけでは、拡大できない端末や読み上げ環境で内容が失われます。図の下に人物名と関係の一覧を文章で置き、各人物の個別ページにも移動できるようにします。

関係が変化したら相関図を上書きしますか?

公開中の作品に合わせて現行版を更新し、過去の関係が重要なら章・巻・時期を明記した別版として残します。どの時点の図か分からない状態を避けます。