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Coffee Break Again AIと育てる、サイト制作の研究室

Guide

CBAで制作した、サイトの画像と言葉を葉にしたデジタルの木
このサイトで制作したトップのビジュアル。自分のサイトを作り、直す過程も紹介しています。

Web制作会社に頼む必要はある?AIで自作する費用と外注の判断

ホームページを制作会社へ頼む前に、ChatGPTやClaude Codeで小さく試してみませんか。AIの月額料金、制作会社の公開料金、自分の作業時間を比べ、難しい場合の相談方法まで紹介します。

Web制作会社に頼む必要はある?まずは自分で1ページ試してみる

お店や仕事のホームページが欲しくても、いきなり制作会社へ相談するのは迷いますよね。何を頼めばいいのかも、見積もりが自分に合っているのかも、最初は分かりにくいものです。

営業時間やサービスを紹介する小さなページなら、まずはChatGPTなどのAIに手伝ってもらい、自分で作ってみる方法があります。文章を考えるところから始めて、写真と問い合わせ先を載せた1ページを、手元のパソコンで表示してみましょう。

制作会社に頼むかどうかは、作りたいものと、自分が使える時間次第です。自作が難しければ、その段階で相談してかまいません。作った画面があれば、「こんなサイトにしたいけれど、ここができない」と具体的に伝えられます。

CBAの監修者は2018年からWebサイト・アプリ制作に携わり、自分のサイトの運営と企業からの受託制作を日常的に行っています。このサイトでは、その両方の立場から、自作を始める方法と、人に任せる判断を紹介します。CBA編集部と監修者について。

ChatGPT・Claude Codeでホームページを自作する費用

相談や小さな試作は無料プランから始められます。有料プランを使う場合も、最初から両方を契約する必要はありません。普段使っているものを一つ選び、足りないと感じた段階で有料プランを考えましょう。

AIでサイト制作を試す料金例
使うもの料金とできること
ChatGPT Free月額0米ドル。サイトの構成や文章を相談し、小さな試作から始める選択肢。利用できる量には制限があります。
ChatGPT Plus月払い20米ドル。サイトのファイル作成・修正を手伝うCodexも含まれます。
Claude Pro(Claude Codeを含む)月払い20米ドル。年払いは200米ドルの一括払い。Claude Codeで、パソコン上のファイルを扱いながら制作できます。

料金は2026年9月30日に確認した米ドル表示です。出典:ChatGPTの料金案内、Claudeの料金案内。日本での支払額は、通貨・税・購入経路などによって変わります。

例えば、計算用に1米ドル=150円と置くと、20米ドルは月3,000円、3か月使えば9,000円です。これは現在の為替相場や税込の請求額を示すものではなく、「1か月だけ試す予算」を考えるための例です。

有料でも使える量に上限があり、この金額でどんなサイトも完成するとは限りません。追加の利用枠や、使った量で課金されるAPI接続は別の費用です。ClaudeもProの月額にAPI利用料は含まれないと案内しています。初回は月額プランの範囲で試すと、予算を決めやすくなります。

ChatGPTへの相談は会話から始められます。Claude CodeやCodexでファイルを直す段階では、保存場所や画面の開き方も覚えます。分からない操作は「一度に一つずつ、私の画面で確かめながら教えて」と頼んでください。

ホームページを制作会社に外注するといくら?公開料金の例

制作会社の料金には、画面を作る作業に加え、構成の相談、表示の調整、公開の設定などが含まれる場合があります。次は2社の公開料金です。市場全体の平均ではなく、依頼できる内容と金額を知るための例として見てください。

制作会社の公開料金と依頼範囲の例
制作会社・プラン税込料金と主な条件
NewBeginnings/おまかせホームページ制作165,000円。選ぶメイン5ページと共通3ページの計8ページ。スマホ等の表示調整、原稿のたたき台、所定の4回の修正を含む。自分で本文を編集する管理画面は対象外。
NAaNA/5ページプラン275,000円。5ページ、ニュース更新機能、問い合わせフォームなど。スマホ等に合わせた表示対応は別途見積もり。
NAaNA/10ページプラン385,000円。10ページ、ニュース更新機能など。こちらもスマホ等への表示対応は別途見積もり。

出典:NewBeginningsの料金・制作範囲、NAaNAの料金・制作範囲(2026年9月30日確認)。両社とも、内容が同じサービスの比較ではありません。

公開後の費用も違います。NewBeginningsには月5,500円の任意保守があり、サーバー・ドメインの維持や所定の軽微な修正を含みます。NAaNAの上記プランは、サーバー・ドメインの年間契約と、希望する更新・保守が別費用です。

「5ページだから安い」とは限りません。自分で文章を直せるか、スマホ表示が料金に入っているか、公開後は誰が更新するかまでそろえて見積もりを比べると、自分に必要な費用が見えてきます。

AI自作と外注の費用比較には、自分の作業時間も入れる

最初に支払う道具代を抑えて試せることは、AIで自作する魅力です。先ほどの仮定では、AIを1か月使う道具代が3,000円、掲載した制作会社の制作料金は165,000円から。ただし、自作では相談・作成・確認の作業を自分が受け持ちます。

例えば自分の時間を1時間2,000円として考えるなら、20時間で4万円分です。AIの道具代を合わせると4万3,000円相当になります。20時間で完成するという予測ではなく、作業が長引いたときにも自作を続けるか考えるための計算です。

自作と外注で予算に入れる項目
予算の項目自分の場合に書き出すもの
最初に払うお金AIの月額、必要な素材や道具。外注なら制作費と追加作業費。
使う時間文章・写真の準備、AIへの指示、スマホでの確認、修正。外注にも打ち合わせと原稿確認の時間が必要。
公開後に払うお金サーバー、独自ドメイン、有料機能。外注なら保守の対象と月額も確認。
更新を続ける手間営業時間や料金を、自分で直せるか。依頼するなら一回の費用と反映までの日数。

試作の段階では、サーバーやドメインの契約を急がなくても大丈夫です。手元で納得できるページができてから、サイトを公開する場所と名前を選べます。

AIでホームページを作ってみる、最初の1ページの頼み方

最初は「サービスを知って、問い合わせ先が分かる」1ページに絞ります。例えば今週の2晩を試作に使うと決め、文章や写真を置き換えながら、作業を続けられそうか確かめましょう。次はそのための指示例です。角括弧を自分の情報に置き換えて使えます。

私は[仕事・お店]を営んでいて、サイト制作は初めてです。
[誰]に[サービス]を知ってもらう案内ページを1ページ作りたいです。
目的は[電話・問い合わせ先へ進んでもらうこと]です。
掲載する情報は[サービス内容・料金・営業時間・問い合わせ先]です。

まず、足りない情報を一つずつ質問してください。
文章とページ構成を私が確認してから、手元で見られる試作品を作りたいです。
画面からファイルを作れない場合は、保存方法を一手順ずつ教えてください。
有料の追加契約や公開は、私に確認してから進めてください。
スマホでも本文とボタンが読めるようにし、余白を十分に取ってください。
できたら、文章を直す場所、画面の開き方、確認する箇所を教えてください。

できたページでは、料金を一つ書き換え、写真を一枚替えてみます。そのあとスマホ幅で読み、問い合わせ先へ進めるか確かめます。この二つの変更を自分でできるなら、公開後の小さな更新も想像しやすくなるはずです。

見た目に不満があれば、画面を添えて一つずつ直します。CBAでも余白や見出しの大きさを直し、採用したルールを指示書に残す作業を重ねています。AIへ一度頼んで完成する前提にせず、できたものを見て次を伝える進め方です。

自作が難しかったら制作会社へ相談する|試作品を依頼書に変える

決めた時間を使っても画面を開けない、直すたびに別の場所が崩れる、更新のたびに本業が止まる。その場合は制作会社へ相談する段階です。公開日が動かせない場合や、会員・決済・業務システムとの接続が中心のサイトなら、初めから相談する選択もあります。

自作で分かったことを、次のようにまとめます。試作品は完成形の希望を伝える材料になります。制作会社がそのファイルをそのまま使えるか、作り直した方がよいかは、見てもらって判断します。

試作品を使って制作会社へ伝える内容
伝えること書き方の例
誰に、何をしてほしいか近隣のお客さまにサービス料金を知ってもらい、問い合わせへ進んでほしい。
できた部分と困っている部分文章と写真は用意した。スマホで料金表がはみ出すので、表示を整えてほしい。
依頼する範囲今ある試作品の調整と、作り直す場合の両方を見積もってほしい。公開設定も頼みたい。
期限と予算公開希望は[日付]。初期費用は[金額]まで。月々の費用も分けて知りたい。
公開後の更新と受け取りたいもの料金とお知らせは自分で更新したい。更新手順、引き継げるファイル、管理できるアカウントを知りたい。

自分で続けられそうなら、小さく公開して育てていく。難しければ、できたものと困り事を持ってプロへ相談する。最初の試作は、そのどちらへ進むにも役立つ一歩になります。