2015年のワールドバリスタチャンピオンシップ(WBC) にて10位に入賞したチェコ代表、アダム・ノイバウアー(Adam Neubauer) バリスタのプレゼンテーションを紹介します。
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コロンビア・ウィラ・サン・セバスチャン・ウォッシングステーションのカツーラとエルサルバドル・ラ・イルジオンのブルボンを使用しています。
シグネシャービバレッジでは、塩キャラメルとタマリンドのシロップを使用しています。
アダム・ノイバウアーバリスタは、現在チェコのモノグラム・エスプレッソバー(Monogram Espresso Bar)で働くかたわら、バリスタトレーナーとしても活躍しています。
WBC 2015, 10位 –アダム・ノイバウアー-プレゼン概要
私の役割は、コーヒーを液体にして、お客様を笑顔にすること。
3つの経験(エスプレッソ、カプチーノ、シグニチャー)を共有。
2種類のコーヒーを使用。
使用コーヒー1: コロンビア・ウィラ・サン・セバスチャン・ウォッシングステーション
- エスプレッソコースで使用
- 国:コロンビア
- 地域:ウィラ
- ウォッシングステーション:サン・セバスチャン
- 品種:カツーラ
- 標高:1800m
- プロセス:フーリーウォッシュト
- フレーバー:甘いシトラス、クリーン、明るい酸味
使用コーヒー2:エルサルバドル・ラ・イルジオン
- ミルクビバレッジで使用。
- 国:エルサルバドル(El Salvador)
- 農園:ラ・イルジオン(La Illusion)
- 品種:ブルボン
- プロセス:ナチュラル
- フレーバー:甘み、優しい酸味
WBC 2015, 10位 –アダム・ノイバウアー-プレゼンの流れ
- エスプレッソコース
- ミルクビバレッジ
- シグネシャービバレッジ
エスプレッソ
- 使用コーヒー:コロンビア・ウィラ・サン・セバスチャン・ウォッシングステーション
フレーバー
- 1口目:テイストバランスとタクタイルに集中するよう促す。
- ミディアムスィートネス
- ミディアムハイアシディティ
- シルキー
- ミディアムボディ
- 2口目:フレーバーに集中するよう促す。
- タマリンド
- ドライプラム
- ドライアップル
ミルクビバレッジ
- 使用コーヒー:エルサルバドル・ラ・イルジオン
- リッチフレーバーと甘みを感じてもらうため異なるコーヒーを使用。
飲むとき、縁の部分に苦みを感じることがあるので、かき混ぜてから飲んでもよいとアナウンス。
シグネシャービバレッジ
材料1:塩キャラメル 16g
- 砂糖 8g、クリーム 8g、ほんの少しの塩を混ぜ合わせたもの。
- →複雑さが増す。
材料2:エスプレッソ :コロンビア・ウィラ・サン・セバスチャン 4ショット
材料3:エルサルバドル・ラ・イルジオンのエスプレッソのフェーズ2
- 粉量:25g
- 抽出量:40g
- エルサルバドル・ラ・イルジオンのエスプレッソを 3フェーズに分ける。
- 真ん中の2パート目(25g~40gの部分)のみを使用。
- ナチュラルの甘みによってコロンビア・ウィラ・サン・セバスチャンにバランスを加える。
材料4:タマリンドのシロップ
- コロンビア・ウィラ・サン・セバスチャンのフレーバーを引き出す。
シグネシャービバレッジの工程
- 材料1,2,3を混ぜ、ミルクフローサーで撹拌する。
- 材料4をドリンクに混ぜるのではなく、グラス上部に塗布する。
- 1口目:エスプレッソとタマリンドは混ざらない。
- 2口目:コネクトし、エスプレッソのフレーバーを補う。
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